ヘアカラー、髪を傷めずカラーチェンジしたい!

Q.毛先の方から傷んで金髪に!!
それを隠すためにヘアカラーをするけど、カラーリングをするたびに髪が傷んでくような・・・ どうしたらいいの!?

A. ヘナを使ったカラーチェンジにトライしてみては?
ヘナは髪の色素を抜いて色をつけるのでなく、自然の染料で染めるだけ。なので、髪は傷まず、 逆に傷んだ部分の保護もしてくれます
ヘナとは?
日本ではヘナ、ヘンナなどと呼ばれています。 ヘナとはインドや中近東原産の植物の名前で、 葉っぱから染料がとれます。ヘナからとった占領はボディペインとや、髪や爪を染めるために 古くから使われてきました。古くからボディペイントとして愛用している部族があったりもするそうです。 今、「髪を傷めない」カラーリング剤として注目を集めています。
普通のカラーリング剤は、毛の表面の色素を取り除き、 そこに色をのせる、というもの。どうしても髪は傷んでしまいます。 しかし、ヘナ染めは天然の植物成分で髪を染めることから、髪を傷めずカラーチェンジができると、 注目されています。
ヘナでヘアカラーに挑戦!!
私も髪の傷みが気になって、普通のヘアカラーを避けていました。
ヘナ染めは、確かに髪に悪い影響がなく、傷むことがありません。
だけど・・・
天然成分なので、なかなかすぐに思い通りの色に染まるアイテムは少ないのです。
色んなヘナ染めアイテムを試して、私が気に入ってるのが、こちら。

LUSHの【カカ】というヘアマニキュアです。
このヘナ染めだと、1か月以上染まってくれて、しかも1回でしっかり染まってくれます。
他のヘナ染めアイテムでは、なかなか1回で1か月以上ヘアカラーがもつものがない・・・
ヘナ染めには、向いている髪、向いていない髪があります。
ヘナ染めに向いている髪
◆髪が傷んでいる(傷んでいるほど、よく染まります)
◆髪の毛が細い、柔らかい
◆元々の髪の色が薄め
こんな人に向いています。逆に・・・
ヘナ染めに向いていない髪
◆髪が傷んでいない
◆髪が太い・硬い
◆髪の色が黒い
こんな人は、ヘナ染めには向きません。
ディープに色をつけるヘナ染めテク♪
ここでは、私がいつもやる「しっかり・きっちり染まる」ヘナ染めテクをご紹介♪
まずは下準備を。
下準備
髪は整髪料などがついていない状態に。洗って、タオルドライした髪がおススメです。
リンス・コンディショナーは髪の表面をコートしてしまうので、ヘナ染め前はやめましょう
染まったら嫌な肌の部分にコールドクリームをつけておきます。(メンソレータムとかが、お勧め)特に耳やうなじは、
全体的に、丁寧に塗っておくと、後が楽です。生え際も忘れずに。
まず、ペーストを作ります
LUSHでヘナ染めのアイテム【カカ】を購入すると、カレールゥみたいな固形の状態。
これを細かく砕きます。細かく砕いておくほど、後が楽。
砕いたヘナ染めに、紅茶を注ぎます
通常、ごく普通のお湯を注ぐのですが・・・私はここに、煮出した紅茶を使います。
ちょっと赤味寄りの色に染まりますが、紅茶を使うほうが、しっかり色がつきますし、ヘアカラーが長持ちします。
紅茶を1ブロックに対して100cc〜110cc程度を目安に注ぎます。最初は少なめに入れてください。 あんまり水分が多すぎると、塗る時大変です。マヨネーズみたいなぽってりとした感じが塗りやすいでしょう。 丁寧にかき混ぜて、しっかりとしたペーストにします。
又、ヘンナは爪につくとなかなか落ちませんので、ヘンナ染めの際は、必ずビニール手袋をして。
ヘンナを塗り、ラップで覆います
ヘンナ染めを全体に塗り、ラップでぐるぐる巻きにします。ターバンのようにぐるぐる、全体をしっかり巻いてしまってください。
(巻いてない部分があると、そこだけ乾燥して染色後の色が変化したり、ヘンナが落ちてお部屋や洋服を汚してしまいます)
この状態で、4〜12時間以上放置。
私は外出のない日の夕方にヘンナ染めを行い、そのまま寝てしまって、翌日にヘナ染めを落とすようにしています。 寝ている間は、ヘナで寝具を汚さないように、さらにしっかりタオルなどでぐるぐる巻きにして就寝します。
・・・と、ちょっと手間のかかるヘナ染め。ですが、仕上がりの髪のツヤ・色は、 「やった甲斐あり!!」です。ヘナは髪の色素を抜いているわけではないので、 ヘンナが落ちてカラーリングが抜けても、伸びてきた自毛と同じ色になるだけ。 なので、髪の毛が「プリン」みたいになったり、しません

手間はかかるけど・・・それだけに美髪が手に入る、ヘナ染め。「こんな大変なのはちょっと・・・」 と言う方は、手軽なヘナ染めからトライしてみるもの良いかも