秋のしっとりヘアスタイル♪

Q.急に涼しくなってきて、秋の気配。
服装とあわせて髪型の秋の雰囲気にしたいんだけど・・・ 秋っぽいヘアースタイルってありませんか?

A. 秋はおくれ毛を意識してみましょう
おくれ毛は量やつくる位置によってさまざまな表情を見せ、かつしっとりとした雰囲気にしてくれます。
秋は「おくれ毛マスター」を目指そう☆
おくれ毛とは本来、まとめ髪をつくる際に、髪の長さが足りないことにより、 まとめきらずに残ってしまった髪のこと。90年代までは、おくれ毛は「みっともないもの」 とされてきました。ですので、おくれ毛が1本も出ないようにと、ピンでとめたり、 ヘアーワックスなどを使ってきっちりまとめる髪型が主流でした。
今では逆に、おくれ毛をわざと残すヘアスタイルが好まれています。 おくれ毛を出すことで、きちんとなりすぎないヘアースタイルに仕上がります。 ぶきっちょさんにとっても、おくれ毛をあまり気にせず、ざっくりとヘアアレンジにトライできるので、 嬉しい流行ですよね(笑)
おくれ毛を残したヘアーアレンジは、男性にも人気
艶やかさや色気を感じさせてくれるヘアスタイルなんですね
おくれ毛の基本テク
とはいえ、おくれ毛の作り方にも基本のテクがあります。
無造作におくれ毛を残してもOKですが・・・基本を知っておいてください。
ここで紹介するのは、サイドのヘアにおくれ毛を残す方法。
顔の輪郭をぼやけさせて、小顔に見せる効果や、動きによって表情を変えるニュアンスチェンジの効果があります。
おくれ毛は、ヘアをまとめる前にあらかじめとり分けておきます。
鉢の部分(頭の横の一番張っているあたり)からぐるりと一周分けとります。
キレイに分ける必要はないので、指でざっくりととりわけてみてください。
後ろから見たときVの字になるようにとるのが基本です。
おくれ毛としてまとめた部分をピンなどで固定しておいて、残りのバックヘアを使ってまとめ髪をつくります
ここで、基本のテク。
慣れないうちはバッグのヘアをまとめる前に、おくれ毛の量や場所を確認しましょう。
簡単にバックのヘアをくくってまとめ、あらかじめ取り分けておいたおくれ毛の部分をおろしてみて、雰囲気を確認してみます。
こうすることで、出来上がりのおくれ毛の雰囲気をつかむことができます。
「ちょっととりすぎた・・・?」「右側だけなんだかおくれ毛の量が少ない??」などがあれば、この段階で再度とりわけ直してみてください
一気に秋モード!おくれ毛+まとめ髪

こちらは、「簡単にできるまとめ髪」のページで紹介したまとめ髪に、 おくれ毛を出したヘアアレンジ。随分と印象が変わります。

さらにおくれ毛にニュアンスを出したいときは、毛先に指でヘアワックスをもみこんで、 散らすようにしてみてください。毛先に動きがでて、更に雰囲気がアップします